貧困JK騒動
貧困女子高生” 炎上の背景に報道側の配慮不足とネットの悪ノリ
NHKで放送された家が貧しくて進学をあきらめなければいけない女子高生の特集に登場した女子高生が「貧困」ではないのではないかとネットで話題になったそうです。
確かに1000円のキーボードのくだりは「ちょっと臭い」と思いましたが、母子家庭でパートの収入で生活しようと思ったら進学をあきらめなければいけないのは事実だと思いますし、もし奨学金で進学しようとすれば話題の奨学金の借金で将来にかえって暗雲が立ち込める事になるのもウソではないと思います。
上げ足をとるようにプライバシーを暴き立てるネット民の心の貧しさにいつから日本はこんな国になってしまったのかと悲しくなります。
またそれに便乗する国会議員の心根の汚さにも嫌になります。
NHKに協力してくれた女子高生が「貧困」か「貧困」でないか数年前の銚子で起きた殺人事件を思い出しました。
1万数千円の県営住宅の家賃を何年も滞納し、将来を悲観して母子心中を図ったものの母親が生き残ってしまった事件。
母親は給食調理のパートと養育費の仕送りで月14万円ほどの収入があったらしい。
普通考えれば贅沢はできないけれど1万ちょっとの家賃を何年も滞納するのっておかしいんじゃない?と思うが、「母子家庭とバカにされては可愛そうだから」と友達と同じものを買い与えていたと報道されていた。
現代社会で友達と同じ程度に買い与えようとすると月14万円ではキツイと思う。
「母子家庭とバカにされたらかわいそうだから」と同じ程度のものを買うのは「贅沢」なのだろうか?
その分を税金で補填するのも違うと思う。
だとしたら国民が「貧しさ」に対して心豊かに対応する事しか解決方法はないのではないだろうか?
お姉ちゃんが夜の商売で稼いだお金で妹に買ったものを贅沢だと非難したり、夢のためにアルバイトして買った品物を贅沢だと非難したりする貧しい心こそが一番非難されるべきだと思う。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ココログメンテナンス(2019.03.20)
- 捨てようと思ったイオンギフトカードに残額がありました。(2019.03.18)
- 娘と孫たちが遊びにきました(2019.03.17)
- 狩猟町議の炎上写真は本当に命の軽視なのか(2019.03.16)
- みんなのメダルプロジェクトでパソコンを無料廃棄しました(2019.03.14)
Comments