無戸籍の日本人
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無戸籍問題を扱った渾身の作品
離婚届に「離婚以降に生まれる子は自分の子ではない。嫡出否認する」というチェック欄を設けるだけで法改正しなくてもかなりの数の無戸籍になる子供が救われるという担当者の意見は驚きました。
明治時代の民放が現在に会わない事を重々承知しながら遅々として進まない法改正。
現在は悪者にされている民法772条ですが、明治時代は嫁は一方的に離縁されても文句が言えない時代。
離婚後に懐妊している事がわかっても相手が認知しないと非嫡出児になってしまう。
子供の権利を守るための法律が子供の権利を侵害している。
爆笑問題の田中さんが話題になりましたが、別れた妻の子供の嫡出否認をする裁判の当事者となった元夫側の辛い気持も今まで考えませんでした。
そうか、夫側も辛いのだと思いました。
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