都市をたたむ
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人口減社会に向かう日本。
コンパクトシティと言われているが、「何か違う」と漠然と思っていました。
著者の言うようにポツポツと空き家が増えるスポンジ状になると思います。
スポンジ状になる都市をどうやって健全な形で維持していくか?
非常に難しい問題だと思います。
最終章の被災地から学ぶ人口減社会
岩手県の一人当たり平均県民所得は221万4千円
東京の都民所得は390万7千円
単純に比べると岩手県は東京都より163万3千円 所得が少ない事になる。
だけど岩手県民は都民より160万円貧しいかというとそうでもない。
東京は390万円稼いで390万円支出するが、岩手は220万円稼いで支出しそれでも暮らしていけるという地帯だという。
暮らしていくうえで貨幣を使用するかどうかの差
一番は食費と住居費
東京では住居や食品を手に入れるためには貨幣がなくてはならないが、東北では食品の一部は漁師の親戚や農家からもらえる。
「成長しない社会」「非営利復興」
これからの時代のキーワードになると思った。
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