儲かる「西出式」農法
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儲かる「西出式」農法 ―おいしい・多収量・高品質の微生物農業 新品価格 |

1980年ごろまでは「農業じゃ儲からない。勤め人の方がいい」と農家の跡取りが勤め人になり、初老の親世代が農地を守っている農家が多く、その方が世帯収入が多く車を何台も持ち、立派な家に住んでいた。
しかし、労働環境が悪化し、今勤め人になっても安い賃金でこき使われる非正規か過労死寸前の正社員かになってしまった。
これなら高齢化で後継者不足に悩む農業の方がブラック企業で働くより未来があるんじゃないかと思っていたが、どうも新規農業従事者の話はあまり聞かない。
本当は農協が率先してやればいいのだろうけど、私の耳には明るい話題は入ってこなかったが、あるところにはあるようで農業を志そうという人は静かに増えているようだ。
それもマスコミが取り上げるような大規模化して大きく儲けようというのではなく、小規模・高品質の農業
農業の基本は夫婦二人プラスアルファの「小規模家族経営」
小規模で高品質なものを作り高価格で売る。高価格といっても一粒1000円のイチゴではなく常識的に多くの人が買える値段。
買いたたかれない値段で売るのは可能だという。
農業だけでなく、他の産業でも採算のとれる値段で売り買いする経済が見直され始めているのかもしれない。
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