なぜローカル経済から日本は甦るのか
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題名から今はやりの地域創生ネタかと思いましたが、副題のGとLの経済成長戦略のほうが内容の本筋をうまく表していると思います。
世界を舞台にバンバンと稼ぐグローバルの土俵と地域を中心に地元の人を対象にした土俵を用意して両方の発展を考えないといけないというようです。
確かにその通りなのですが、最近のコンビニ出店の多さなどを見るとグローバルとローカルというのも曖昧な気がします。
その通りと思う部分も多かったです。
専業主婦は明治以後の話で多くの日本人のDNAは男女とも働いていた。大切なのは父母が働いても子育てできる職住接近や地域の人々のサポートを取り戻す事。
消滅地域の多くは明治以降に人口が増えて広がった地域、ある意味それは本来に戻っている。
地域の企業も撤退すべき企業は撤退を促すという厳しい言葉もあるのは好感が持てました。
GとLを分けるといっても現在の強欲グローバル主義は新しい芽を食いつぶす形で行き詰まりが見えているので、これからまた世界は変わっていくと思います。
その前に激震があるのでしょうけど、したたかに生き残らないと思います。
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