崩れゆく世界 生き延びる知恵
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副島隆彦さんと佐藤優さんの対談集
割と持論が似ている二人なので対談は順調に進んでいく。
二人の著書を読んだことのある人は既読な部分も多いと思う。
やはり現代は大きな権力の移動がおきようとしている時代で、権力の移動には戦争や大きな混乱がついてくるものなのだろう。
ボヤボヤしていると巻き込まれてしまうのだと思う。
最終章の余剰の時代は過激な論だがある意味真実なのだと思う。
格差の是正というのはその国が経済発展したときにできるもの
貧乏でどうしようもない国は、貧乏国民と奴隷主と王様ぐらいしかいない
ある社会が成長、反映したときに、その程度に応じて平等は実現される。
国家制度や課税制度によって平等を実現するというのはとんでもない考えだ
貴族たちがお城を作ったり、豪華な服を作ったりして大変な贅沢をすることで都市市民たちに利益が出た。そして産業資本も生まれた。それで都市市民の下の人たちまでご飯が食べられた。
同意はできなけど、やっぱり税制で平等を実現しようというのは傲慢で不遜なのだとも思います。
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Hi there friends, its fantastic piece of writing about cultureand entirely explained, keep it up all the
time.
Posted by: st albans herts | Sunday, August 09, 2015 04:55 PM