昨日のクローズアップ現代は「無届介護ハウス」
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3602.html
衝撃的でした。
最初に登場した都内の業者は「規制にのっとた住居スペースを確保しようとしたら、この料金で運営できない」「やめろというならいつでも辞める。でも入居者の方はどうするんですか」というのは全く納得。
料金設定も納得できるものでした。
後半の北海道で増えているという無届ホームの問題は「これは違法でしょ」
「食事込みで6万円代なんてどう考えても無理」「施設も利用者もウィンウィンって、損してるのは介護保険料を払っている現役世代とこれから生まれてくるはずの子供たちじゃない」と憤りを感じました。
義母 義父 母と介護保険のお世話になった身が言うのも何ですが、やはり介護保険は持つ訳ないと思いました。
義父は有料老人ホームに入居していました。ホームの利用料はギリギリ厚生年金でまかなえるかまかないないかぐらい。健康保険料等各種保険料、税金、施設での雑費や介護保険負担量などなどが赤字で蓄えを取り崩す資金計画。
義父の年齢から考えて蓄えが底をつく前にお迎えが来るだろうという資金計画。
厚生年金で配偶者が先に亡くなっていて、義父が蓄えを使い切ってもかまわないという比較的恵まれた経済的状況だから入れられた有料ホーム。
正直、遺族年金の母の年金額ではこのホームへの入居は相当迷った金額です。
それでもこの金額では多額の税金投入無では運営できなと入居してすぐにジレンマを感じたものです。
政府は介護保険の削減に必死。
しっかりした母体の運営でも保険料を削られれば利用料の値上げやサービス削減しなければやっていけない。
違法すれすれの無届ハウスが経営破たんしたら入居者はどうなるのでしょう?
結局は生活保護?ますます負担が増えるだけだわ。
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