「桶狭間」は経済戦争だった
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数々のドラマや小説の題材にされてきた桶狭間
戦国史の謎を経済の面から読み解く本
面白かったです。
どらまでは信長が少ない軍勢で今川に奇襲をかけた事になっていますが、実際には信長側が相当数を持っていて1万VS2万ぐらいではなかったか?それでも少数で多数に勝った事に違いはないのですが、相当イメージが違います。
奇襲というが織田と今川は長い年月領土争いを続けていて、今川はいつも仮想敵だった。
言われてみればその通り。
やはり一番の驚きは織田は領土こそ狭かったが流通の要所を押さえていて経済力があった。
武田信玄は内陸国ゆえに経済的に追い詰められていて、軍備拡張する為に領民に重税を課していた。
片や織田は領民には減税を施し、よい領主だった。ゆえに商人も集まり、領民も増えより豊かになった。
現代にも通じる話だと思いました。
やっぱり人間争いの原因は「お金」「生活」なんですね。
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