人間の生命力
金曜日
下血して部屋の隅でうずくまっていた母を見つけ、歩けないほど脱力していたが意識は比較的しっかりとしていた。
CTをとり素人が見てもわかるほど大きなしこりを説明される
月曜日に造影剤を入れてCTを撮り、場所の確定や生研をする予定
土曜日
朝と夕方に母を見舞うと生食と栄養剤を点滴されて幾分顔色が良くなっていた。
夕飯の支度をしていると母が少量だが吐血して個室に移ったとのこと。
至急病院に来てほしいとの連絡が入る。
とるものもとりあえず病院へ向かう。
病院では内視鏡の許可確認の上、内視鏡検査
その後の内視鏡映像を見せられて先生の説明
胃の中は血が多量にある。
ずっと奥に進んで腸は比較的綺麗
胃と腸の間の十二指腸あたりにグジュグジュとした物体があり血を流していた。
CTと内視鏡の映像から推察すると
上行結腸あたりにできたガンが大きくなり腸を破り十二指腸に顔を出している。
「この出血は止めようがありません。またこれだけ大きなガンだと他の部分にもがん細胞をばら撒いている可能性が大きい。
あとは緩和ケアだけです。
今回は輸血しますが、病院の在庫とすでに注文してしまった血液が終わったら輸血も終了します」
何があるかわからないので今日は泊まっていってください。
年齢から考えて覚悟はしていたものの、あまりにも突然の宣言でその日は気が高ぶって眠れませんでした。
日曜日
パパさんが娘と孫を連れて見舞いに来てくれました。
娘と孫は数日泊まる予定。
午後になって落ち着いているようなので生存している母の妹たちに会ってもらえた。
月曜日
見舞いに言った孫を見て喜ぶ
下血あり
火曜日
下血
輸血した分以上の血液が出てしまい。顔色も白くなっている。
苦しんでいるような動きあり
意識も落ちている
水曜日
私が仕事で出かけている間に娘とツレアイが行くと「あら○○君」と元気な様子だったとの事。
体の三分の2以上の血液が抜けたような状態に体が慣れたようだ。
腫瘍からの出血も血が少なくなったか下血も収まっているようだ
もちろん、体中ガン細胞が食い散らかしている状態なので長くはないが今日明日という状況ではないようなので娘はいったんパパさんの所に帰る事にしました。
ツレアイが途中の駅まで送っていきました。
私はもうすぐまた病院へ泊まり込みに行きます。
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