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マンガ 楽しく生きる年収300万円時代!!

楽しく生きる年収300万円時代!! (マンガ経済の黒帯シリーズ)

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2004年の本なのですが今改めて読むとまた違った感想になるものです。

森永センセが「年収300万円時代」で話題になり「あくせく働かないで年収300万円で楽しく生きることを目指しましょう」と言い出した時は「お花畑」とバカにされたものですが、今や年収300万円の正社員になるのでさえ、過酷な就職活動をしないといけない時代になりました。
若者は「さとり世代」と言われる程、「車はいらない」「高い食事も服もいらない」「趣味は貯金」と節約主婦も真っ青の堅実生活。

「はじめに」で書かれている80年代末までの人生の勝ち組街道
金融機関に就職して30歳で年収1000万円、40歳で2000万円、頭取や社長までのぼりつめれば1億近く。
仮に出世競争に敗れても再就職先を勤務先の金融機関が斡旋してくれる。社会的信用も高くて企業年金も充実している。

この本が出版された頃は「そんな頃には戻らないんですよ。気持ちを切り替えましょう」だったのですが、今は対談相手の新入社員の生活さえ厳しい時代。

森永さんが一連の本を出した頃「きれいごとばかり言ってお前は鎖国する気か?」と叩かれました。
バブル時代の日本の人件費は高すぎました。グローバル化の時代にあのような人件費では成り立ちません。確かにこれだけ輸送や情報産業が発達した時代に国内だけで産業を完結する事は不可能です。
ただ
現在中国の人件費が上がって日本の人件費の安い地方の人件費とあまり変わらなくなってきているという。


このまま「人件費」をコストと捉えてミャンマー・バングラディシュと人件費の安い所に生産拠点を移す資本家の為のグローバル化を進めるか。
「売り手よし・買い手よし・世間よし」の近江商人の哲学に戻るかの決断を日本は迫られているような気がします。

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