大江戸しあわせ指南
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「資本主義の限界」とか「民主主義の限界」という言葉が出てきた昨今。
確かに成長を前提とした資本主義や民主主義は大きな曲がり角に来ていると思う。
そんな時に電気を使わず、ほとんど太陽のエネルギーだけで無駄なく生活していた江戸時代について振り返ってみたくなりました。
時代劇を見ると「時間」の感覚が今と違うので戸惑っていましたが、言われてみればほとんどの人が時計を持っていない時代。太陽の位置を見ると大体の時間がわかる時間の決め方は便利だったのかもしれません。
太陽暦と太陰暦を併用した複雑に感じる暦もその当時の生活にはあっていたのでしょう。
無駄なく、身の丈に合わせて生きる生活。
江戸時代には戻れませんが、そんなに成長を求めなくてもいいという気持ちもあります。
TBSドラマ「とんび」先週昭和54年。今週は昭和59年。
バブル前の昭和50年代だと安定成長とか言われて「貧乏」ってイメージはないけど、今から見ると結構生活はつつましい。
ヤスさんの家が特別貧乏って設定じゃないみたいだからみんなそんなもんだったのだと思う。
口じゃそういってもネットなし生活は考えられないけど、なくてもいい便利さもあるような気がする。
「減速生活」って言葉があるらしいけど、やっぱり何かが違うって感じている人が増えているのだと思う。
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