日本で知った、「幸せ」の値段
![]() 【送料無料】 日本で知った、「幸せ」の値段無一文の留学生が、大学准教授... |
テレビで活躍のにしゃんたさんが、日本に来てから現在までの軌跡をその時その時の値段にからめて書いていく本。
ボーイスカウトで来日した時にホームステイさせてくれた家を頼って無一文で来日するとは大胆ですね。
それからいろいろな経験をして現在のにしゃんたさんが生まれたそうです。
色々な事を考えさせてくれる本です。
最後の章でにしゃんたさんの愛娘「共笑」ちゃんの名前を付けた由来、講演でも話すそうですが、自分と他者との関連性の話はいいと思いました。
ホワイトボードに十字の線を引いて縦線の上端に変化する。下端に変化しない。横線の右端に受け入れる。左端に受け入れない。
変化しない、受け入れないは「敗訴」
変化する、受け入れない「同化」
屁なkしない、受け入れる「住み分け」
受け入れる、変化する「共楽」「共学」「共育」「共活」「共笑」
同化はにしゃんたさんは「自分は変わらないけれど、他者が変化することによって共に生きていくことができるというスタンス」と解説しています。
にしゃんたさんが日本に来てからの苦労の連続から得た話でしょうなんでしょうけど、日本は自分は変わらないで相手に同化を求めているようで自分も少しだけ変わっていつの間にか同化している文化のような気がします。
日本は島国で閉鎖的だと言われているけど、意外と権力争いに負けた人も皆殺しにしない文化があったんじゃないかという気が最近しています。
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