路(ルウ)
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台湾高速鉄道、日本では台湾新幹線建設の建設決定から開業までの7年間を台湾と日本の両国の人々の生活を通して描いていく。
最初台湾新幹線建設の苦労を描いたプロジェクトXのような話かと思ったが、日本の商社員多田春香と台湾の青年。妻に先立たれた日本の元技術者、台湾のフリーターの青年などの話が複雑にからみあい最後に台湾新幹線に集結していく大作でした。
最後の方で春香が回想するように日本と台湾では台湾新幹線の報道の扱いは大きく違った。
私もこの本を読むまで台湾新幹線の事は知らなかった。
アメリカ様は色々と横やりを入れているようだが、日本は間違いなく中国だけでなく、台湾、その他のアジアの人々と付き合っていかなくてはいけなくなるだろう。
台湾をはじめアジアの国々にもっと興味を持とうと思いました。
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