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植草さんの本。
植草さんが逮捕された時はミラーマンなどと言われてひどい恥辱にまみれたのだけど、今になると「あれは冤罪だったのじゃないか。陰謀だったのじゃないか」という説を信用したくなっています。
同じ事の繰り返しも多いので読みにくい部分もあるが、「これが日本の真実なのかもしれない」と思う部分が数多くある。
郵政民営化・金融ビッグバンなどは裏でこういう思惑が働いていたのかとびっくりしました。
アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく。日本はアメリカの属国とは言われていたが、それでも80年代までは「アメリカにまかせていれば大丈夫。官僚にまかせていれば大丈夫」というような所があったような気がします。
よく「良い独裁国家と無能な民主主義なら有能な為政者を持った独裁国家の方が国民は幸せなんじゃないか」と言われるように「アメリカに頭を押さえつけられていても国民の生活が向上しているならその方がいいんじゃないか」と思える部分があったような気がします。
でも2001年9月11日以降、アメリカも世界もおかしな方向へ向かっていった、「アメリカの言う通りにしていればいい。官僚の言う通りにしていればいい」時代は終わったと思わざるをえません。
金総書記の死亡はショックドクトリン陰謀ではなく予定外だった可能性の方が高そうですが、北朝鮮の混乱を利用しようという勢力に国民が巻き込まれないように自分の頭で考えないといけなそうです。
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