県庁おもてなし課
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高知県庁に実際にある「おもてなし課」を舞台に観光振興に励む人々の物語。
導入部の特使の案内が来たのに1か月放置プレイは実話だそうで・・・
いかにもお役所らしい。
特にパンダ誘致論を展開して県庁を追われた清遠氏の逸話は「いかにも」な話。
後半の清遠が県庁の論理で理不尽な放逐をされた後は実際の高知の観光宣伝の部分も見え隠れして、やや興ざめの部分があるが、全体として今の日本の課題が見え隠れして読み物としても面白くまとまっていてよいと思う。
この本がこれだけ話題になるのはやっぱり「公務員」の体質に疑問を持ち、国も地方を財政危機なのに自分たちの身分に安住して何も行動を起こさない。行動を起こした人を追い出す「役所」の体質に批判的な人が多いからだと思う。
TPP論議の中で「外圧でも利用できるものは利用して日本の構造を変えないといけない」という説を張る人がいるが、硬直化したお役所の体質を見ていると「外圧でも・・・」という言葉に心が動いてしまうわ。
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