原子炉時限爆弾
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福島第一原発作業員が体調不良、病院で死亡
とうとう作業員から死亡者が出てしまいました。
この本が出版されたのは2010年8月。
共産党の吉家議員が地震と津波による全電源停止の危険性を質問したのが2010年5月
柏崎刈谷がテレビで報道されているより状態が悪いという事は少しだけ聞いていた。でもそれ以上興味を持たなかったのが悔やまれる。
中越沖地震の時に地震国に原発が乱立する危険性に気付いて方針転換していれば今回の事故は起きなかったかもしれないし脱原発ももっとソフトランディングが出来たかもしれないのに。
私のような人間が声を上げてもごまめの歯軋り程度だろうが、それでも声を上げればよかった。
今は子供たちに申し訳ない気持ちで一杯だ。
「なぜ使用済み核燃料だけでも取り出してもっと余震や津波の危険が少ない所へ移動しないのか?」という単純な疑問も「もって行く所がない」という事を知るとなる程と思う。
なぜ使用済み燃料の処分場所が無くなっているのに新たな原発を建てようという計画があったのか?大きな疑問だ。
放射性物質は風に乗って飛ぶので風向や地形の影響で場所によって影響が違う。同心円状に20キロのラインを引いても意味が無いのは政府も認めているのに、比較的放射線量の低い地域も立ち入り禁止にしているのは20キロ圏内に廃棄物を持ってくるためという推測もあながち間違いではないかもしれないと思った。
「原発はトイレの無いマンション」という事は以前聞いた事があったが、最近は聞かなくなった。代わりに「原発は二酸化炭素を出さないクリーンエネルギー」と宣伝されるようになったのはいつからだろう?
いつのまにか「反原発」と言い出しにくい雰囲気になっていた。
いつの間にか大きな力に押しつぶされて大切なものを無くしてしまった。
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