教育格差の真実
教育評論家の尾木直樹先生と森永センセの対談集。
教育格差が国の中に貧困層を生み、安い労働力を作り出す。
昨日のドキュメント日本も高校中退者が貧困の連鎖を生むという番組だったけど、今の日本を見ていると「素直で自分の頭で考えない子供」の量産に疑問を感じます。
生活費の何倍もおもちゃコレクションに使う旦那さんに我慢して節約生活をする森永センセの奥さんに会ってみたいと思っていたけれど、森永センセのお母さんもどんな人だったのだろうと想像たくましくしてしまいます。
毎日新聞の記者でハーバードやウィーンに赴任したというお父様の経歴を聞くと森永センセの子供の頃貧乏だった話は信じられないのだけれど、「都営住宅に住んでいる友達の中でも裕福ではなかった」という話は嘘でなさそう。
お父さんが「決して貧乏でなかった」と言い張って母が亡くなったときににへそくりがあるに違いないと家中を探したけれど何もでてこなかったというエピソードを聞くと節約家だったのか浪費家だったのか興味がわきます。
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