のぼうの城
話題の本だけにリクエストしてから結構待ちました。
「のぼう」という主人公のあだ名の由来は「でくのぼう」という意味。
領民からも「のぼう様」と呼ばれるでくの坊の大男が主人公。
このでくの坊が石田光成の2万の軍勢に対抗して2千の兵で城を水攻めから守る。
自身は戦上手ではないのに人間的魅力で名将に慕われ大将になる器というと劉邦を思い浮かべますが、長親は将器があるのか、思うままに生きているだけなのかわからない魅力があります。
リーダー論として読むと失望するかも。
有名な脚本賞を受けた作品を作者自身が小説に仕上げた作品という事ですが、映像化したら面白いだろうなと思う色とりどりのエンターテイメント作品。
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