リサイクルを問う
ガイアの夜明け「リサイクルを問う」第一弾は「ペットボトル・古紙・資源ごみが金になる」
ペットボトルリサイクルの問題点を浮き彫りにしたよい番組だったと思います。
最初に登場した自治体ではペットボトルを洗って乾燥して、キャップは燃やせるゴミ。ラベルも外して燃やせるゴミ。ペットボトルの回収は週一回で保管場所も負担。
収集車で回収するガソリン代も人件費も自治体負担。
以前は日本容器包装リサイクル協会へ自治体が無料で渡していたが、中国等の企業が安くて洗って分別してある日本のペットボトルを買いにくるようになって、自治体も業者に直接売り渡すようになった。
中国ではペットボトルリサイクルブーム。
でもやっぱり何か変ですよね。
最後に登場した根来産業の社長さんの工夫は関心しました。
一時は協会からの処理費用とリサイクルしたペットボトルの売り上げで中国進出もはたした根来産業。
皮肉にも原油高騰に足をすくわれ、工場も売却する事に。
起死回生をはかって社長が出した企画はペットボトルリサイクル機械を小学校へ置いてもらうこと。
ペットボトルを入れるとコインが出てくる。出てきたコインは皆のもので、集めて学校で使う根来産業製カーペットと交換できるシステム。
ペットボトルが潰される様子が面白くて子供達は夢中。
通学する子供の手には洗ってラベルをはがしたペットボトル。
根来産業は洗ってラベルもはがしてある上質なペットボトルが安定して手に入る。
これがリサイクルの本来の姿なんじゃないかという気がしました。
ペットボトルを洗う水道代はかかるけど、回収は子供が学校へ持っていくときに運ぶのだからガソリンはかからない。子供はリサイクルを勉強できるし、直接取引だから中間マージンも発生しない。
ペットボトルリサイクルには懐疑的な私でも近所の小学校がペットボトルマシンを入れたら洗ってリサイクルに協力したいとおもいましたわ。
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