「改革」にダマされるな!
参議院選挙前まで、日本は改革しなければならない、改革しなかったら日本はおしまいだ」と声高に叫ぶ人の威勢がよく「改革」に少しでも疑問を示すと有無を言わさず「抵抗勢力」「既得権受益者」などのレッテルを貼られて黙らされてしまい冷静な議論ができない風潮になっていました。
奪われる日本などの著者関岡英之氏と精神科医の和田秀樹氏の共著。
医療・安全・教育にスポットを当てて「改革」という名の日本のアメリカ化が何をもたらしたかを分析する。
かつての日本は「老人の社交場」と揶揄されながら国民皆保険の下、も安心して医療機関にかかれた。それが早期発見・早期治療につながり結果的に日本の医療費はアメリカより割安になっていた。
今は医療不安が広がりテレビをつければ「よ~く考えよう」という外資の保険のCMばかり。
有力なスポンサーに遠慮してかマスコミは此の事を報道しない。
ちょっと前はで消費者金融のCMばかりだったのに状況が似ている。
教育についても塾や予備校・通信教育・家庭教師のCMばかり。
これでいいのか日本。
かつて「奥様は魔女」などに登場するアメリカの中流家庭は憧れだった。
でも最近のアメリカドラマを見ているとアメリカに憧れをもてない。「アリー・マイ・ラブ」で優雅な弁護士ライフを見せても何でも裁判の国にはなりたくないし、「CSI」の何でもありの犯罪国家にもなって欲しくない。「ER」は年々世知辛くアメリカの暗の部分を映し出す。
「プリズン・ブレイク」ではⅡになって大統領の陰謀を暴く展開になっているようだし、アメリカ自身も今のブッシュの方針に疑問を持ち出しているような気がする。
小泉政権時代は政府に都合の悪い事が起きると北朝鮮で何かが起こったり民主党がポカをやらかしたりと国民の目をそらせる事件が都合よく起こったものだが最近は少ないのはブッシュの力が弱まったからだろうかと思ったりする。
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