ネットカフェ難民
日曜日の深夜に日本テレビとフジテレビでネットカフェ難民のドキュメンタリーを放送していました。
両番組ともこのままでは日本はどうなってしまうのかと不安になる内容。
NNNドキュメント07「漂流するネット難民2」では派遣労働の問題点について。
1999年にほぼすべての労働で派遣が認められるようになって、人材派遣会社は急成長し、六本木ヒルズや東京ミッドタウンに本社を構えられるようになる。
労働基準法では中間搾取が認めれれていないとは知りませんでした。
これほどはっきりと中間搾取が行われているのに厚生労働省は何をしているのでしょう?
FNSドキュメンタリー大賞「ネットカフェ漂流」では現代社会がほんの小さなつまずきで立ち直れないほどのダメージを受けてしまう「余裕の少ない」社会になっている様子を29歳の就職氷河期世代のディレクターが追う。
「昔は家族の機能がもっと大きかった。小さな商店に住み込みで働いてそこのおじちゃん・おばちゃんが面倒を見てくれるとか社会に「溜め」があった。今は溜めがなくてすぐに社会からはじきだされてしまう」という支援団体の人の言葉が印象的でした。
「アパートを借りる2・30万円が貯められないのは出費が多いから」「宿泊・外食・お茶を飲むのも有料」一度歯車が狂うとなかなか這い上がれなくなってしまう。
息子もフルキャストで登録のバイトしてて、「携帯に仕事が入る」「指定された場所に集合」「一日で服が真っ黒」そう、そう、そうって感じなんだけど、学生という本来の身分があって空いた時間に登録バイトしてるのと登録バイトで食いつなぐのって大きな違いだよね。
一度「住所」「保険証」などを失ってしまうと這い上がれない社会って怖い。
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