「テプラ」発明対価、ブラザー社員ら2人に3700万円
「テプラ」で知られるラベル作成機の技術を発明した社員ら2人が、発明の対価4億円の支払いを会社に求めた裁判で、東京地裁は、会社に対してあわせて3700万円あまりを支払うよう命じました。
裁判を起こしているのは、電機メーカー「ブラザー工業」の社員と元社員の2人です。訴状などによりますと、2人は20年前、ラベル作成機を発明。会社はこの技術を特許登録し、キングジム社の「テプラ」に技術を使わせるなどして、これまで2000億円を超える売り上げがありましたが、2人に対し、報奨金13万円ずつしか支払っていませんでした。
これに対し、2人は「発明の対価としては少なすぎる」として、会社に対し、あわせて4億円を支払うよう求めていましたが、18日の判決で、東京地裁は「2人が発明に貢献した程度は5%ほどだ」として、2人にあわせて3700万円あまりを支払うよう命じました。
発明対価を求め社員が提訴した事件。
「テプラ」ってキングジムじゃなかったの?何でブラザーって思ったら、テプラはブラザーのOEMだったんですって。
ブラザーは一旦自社販売を諦めてキングジムにOEM提供したら「テプラ」がヒットしたので自社でピータッチとして売り出したそうです。
ラベル印刷機発明 ブラザーに3700万円支払い命令
大ヒットしたテプラの報奨金が一人13万円って安すぎると思うけど、「会社はいったん自社販売を見送るなどしており、貢献度は10%以下」なのか「OEM契約締結や海外での販売努力などから、会社の貢献度は95~93%」なのかは難しいですね。
ブラザー側の言う「さらに支払う対価は存在しない」ってのはシブチンなような気がしますけど。
従来の日本企業だと報奨金は少なくても出世という形で対価を払っていた部分があるけど社内で何かあったのでしょうかね。
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