萌え経済学
「萌え」が日本経済を救う!?
森永節全開の本。
各方面から非難を浴びそうな差別的な表現満載。
○男にはイケメン(イケてる顔)とキモメン(気持ち悪い顔)がいて、キモメンの男はいくら努力しても女性に相手にされない。ただでさえ女性に見放されているキモメンがオタクだった場合はさらに救われない。威勢との恋愛機会を失ったオタクたちが恋愛の対象をキャラクターという人間以外の存在に求める行動が萌えなのだ。
○ほとんどの人は性的関係を持つパートナーを欲しがる。しかし、恋愛はそもそも弱肉強食だ。男性も女性も美しい魅力的なパートナーが欲しいのだ。逆に言えば魅力に乏しい人は市場原理に任せておくと、一人もパートナーを得られないことになってしまう。
仙山は強力な性の分配システムが存在していた。見合い結婚だ。どんなもてない男女でも適齢期になると見合いをさせて結婚する。
○もてない男がもてるにはコミュニケーション能力を磨くしか方法はない。しかし、女性と付き合ったこともない男にコミュニケーション能力を磨けというのは、車の運転ができない人に「自分で車の運転を練習して乗れるようになりなさい」と言っているのと同じだ。
○もてない男達は弱肉強食の恋愛市場で涙ぐましい努力をした。アッシー君になり、メッシー君になり、ミツグ君になる。ところが、努力を積み重ねていざ勝負をかけにいくと「あなたはいい人だけど恋愛対象ではないの」とばっさりと切り捨てられてしまう。
キモメン・ブサメン(不細工な顔)はいいように使われて性愛の機会を得るのはイケメンばかりだ。
見合い結婚を「性の分配システム」など独特の表現でついていけない部分も多いのですが、現代の未婚男女の増加や少子化問題を語るときに誰も言わないことを言ってるのは評価すべきだと思います。
キモオタ(キモイおたく)だけでなくフツメン(普通の顔)・ブサメンの男性でも自分から積極的にアプローチする人じゃないと結婚できない人って多いんですよね。
少子化問題を語るときに本当は重大な問題の一つなんだけど、誰も言わないんですよ。
森永さんは頭のいい人なんだから、もうちょっと大衆受けする表現で「結婚できない男女」の問題を話してくれるといいんですけどね。
株や経済は難しい話もわかりやすく解説する人なんだけど、趣味や恋愛の話となるとスケベ親父丸出しなのよね。
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