崖っぷち弱小大学物語
2007年には大学全入時代が訪れるという予想から大学・教育産業関係者は早急な改革を迫られている。
現在でも定員割れ大学は数多くあり、受験志望者が定員に満たないという大学さえある。
著者はそんな「崖っぷち弱小大学」のひとつ東海学園大学の学部長が生き残りをかけて、ありのままの大学の現状と改革への提言を書いたもの。
「授業が始まったら帽子を取りなさい」
「周囲に迷惑になるような私語は慎みなさい」
「携帯電話はスイッチを切って鞄の中にしまいなさい」
「授業中は飲食物や喫煙具はしまっておきなさい」
「漫画は鞄の中にしまいなさい」
「お化粧は化粧室でしてから来なさい」
これら幼稚園か小学時代に当然身につけているべきはずの社会人としての当然のマナーをしつけるのが、「授業管理」または「教室管理」と呼ばれる大学教授にとって大切な仕事のひとつとなっているそうだ。
明らかな誤字脱字の訂正や、課題を出しても意味が理解できない。
何の為に大学に来ているのかわからない無目的な大学生。
読んでいてため息・ため息。
こんな事の為に高い授業料なんて払いたくないよ〜。
著者は大学生き残りの為の提言を書いておられるが、こんな大学に延命措置が必要なのかと思うよ。
私立と言っても文部科学省から多額の補助金が出ているわけだし、その分のお金を小学校や中学校で本当の意味での子供への教育に使った方が断然いいと思う。
大学生へ基本的なしつけや基礎学力を教え込むより、小・中学生時代に教える方が効率がいいと思うんだよね。
ただむやみに金額だけ増やしても既得権の上にあぐらをかいた給料ばかり高い教員や教育関係者に吸い上げられて肝心の子供の教育へ金がいかないようじゃ困るから義務教育改革は絶対必要!!
この本の中で「定員確保のために安易に留学生を受け入れる大学」として名指しされている近所の大学にKAT-TUNの誰かが今年入学したらしい。
あんな交通の便の悪い所に芸能界の仕事しながら通えるのかしら?
こんど地元の情報通の人に聞いてみよう。
今のKAT-TUNの人気ならもう少し有名大学でも入れてくれると思うんだけど
地元じゃあそこは絶対潰れるって評判なんだけど。
潰れる前に一度見に行っとかなくちゃ。
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