尼崎市脱線事故
兵庫県尼崎市で起きた脱線事故は死者が100人を越す恐れも出てきた。
消防や警察の方は連日不眠不休の作業で疲れが溜まっていると思います、一刻も早い救出を願いながらも作業に当たる方に二次災害が発生しないように祈っています。
事故原因として注目を集めているのが運転歴11ヶ月の23歳の運転士のスピードの出しすぎ。
まだ事故原因は特定されていないものの、スピードの出しすぎが原因の一つである事は間違いないと思います。
でも運転士の技術的未熟さだけに事故の責任を全部なすりつけてしまうのは危険だと思います。
友達思いの好青年で、成績が良かったが経済的理由で就職を選んだという彼。
彼がなぜこんな大事故を起こしてしまったのか、そこにはJR西日本の行き過ぎた管理体制があったのではないか?
JRだけではなく今の日本のコスト削減・便利さ追及の世相そのものが事故の遠因にあったような気がしてならなりません。
JR尼崎駅、1秒単位で遅れ報告 「負担過酷」指摘も
奇しくも昨日のガイアの夜明けは「1億人の貨物を奪え!〜物流戦争の風雲児たち〜」
長引く不況でトラック輸送は荷主から運賃引き下げを求められて薄氷を踏むような経費削減を行なっている。
荷主から高速料金は出ないから一般道を通る。渋滞で遅れても約束の時間に遅れれば違約金を取られる。ガソリン代の節約の為に急ブレーキ厳禁。スピードの出しすぎ厳禁。
GPSにタコメーターで厳しく管理されるドライバー。
燃費の良いスピードで走って約束の時間に着く為には、自分の睡眠時間や食事時間を削るしかない。
以前別の番組で命を削るようにして走っているドライバー達の姿を見て、「いつ事故が起きても不思議じゃない」と感じた。
それ以来、スーパーで「朝取り野菜」や「とれたて空輸」などの文字を見ると複雑な気持ちになる。
取れたて新鮮な物が食べられるのは嬉しいし、お届け時間帯約束が出来るのも便利でいい。
でもドライバーを始め色々な人達が命を削るようにして品物を運んでいるのだとしたら、そこまでして欲しい物なんだろうか?
こういう事を考えてしまうのは自分や自分の子供は「とれたて○○」の利益を受ける側でなく、命を削って運ぶ側になる可能性が高いからなんだろうな。
列車に乗っていた方も大変だけどマンションの住民も大変みたいですね。
まだ築3年(平成14年11月竣工)だけど、転倒車両を引き抜くと倒壊の危険性も懸念されているみたい。
そうじゃなくても住民はもう住みたくないといってるそうです。
JR西日本はどう対応するんでしょう?
「もう住みたくない」 列車衝突のマンション住民
エフテック株式会社(ギャラリーにエフュージョン尼崎)
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