[中山文科相]ゆとり教育は「反省すべき」と中学生に謝罪
中山成彬・文部科学相は21日、水戸市の茨城大学付属中学校での「スクールミーティング」で、ゆとり教育について「授業時間を減らしたことは反省すべきだと思う」などと中学生に謝罪した。
中学生からは「学校は勉強する所なのに、総合的な学習の時間のせいで、学校外で勉強するなど逆転現象が起きている」などと厳しい質問が相次いだ。中山文科相は「ゆとり教育の見直しで教科書のページ数も元に戻りつつある。(薄い教科書の)皆さんには申し訳なく思う」と答えた。
さらに「総合的な学習の時間は、人間力のある子を育てるために導入されたが、全般的な検証を始めたところだ」などと述べた。
一方、同日に訪れた茨城大付属小学校では、教諭から「総合学習の時間は必要だ。子供が荒れる原因は偏った学力による」などとゆとり教育の維持を訴える意見が相次いだ。これに対し、中山文科相は「総合的な学習の時間は労力や蓄積がないと取り組めない。『こんなことなら基本教科を増やした方がいい』という声も上がっている」と述べた。
何かと話題のこのニュース。最初は「いまさら謝られてもね〜」と思ったけれどよくよく記事を読んでいたら面白い事に気が付いた。
>「学校は勉強する所なのに、総合的な学習の時間のせいで、学校外で勉強するなど逆転現象が起きている」などと厳しい質問をしたのは
茨城大学附属中学校の
生徒で
>「総合学習の時間は必要だ。子供が荒れる原因は偏った学力による」などとゆとり教育の維持の意見を訴えたのは
茨城大学附属小学校の
教諭。
この違いをどう読むか?
国立大学附属小中学校と言ってもその学校の教育内容や教師が特別優秀なのではなく、テストをして入学させているので、ある程度の基礎学力があり親も教育熱心で教育にお金をかけられる生徒が入学しているので結果的に「国立大学付属校の方が進学実績が良い」というのが定説。
今の時代に国立大学付属校が必要なのかと疑問に思うよ。
私立より安い授業料で勉強できるというけれど、塾に行って勉強しなければ入れないし、入っても塾にいかないと授業についていけない。結局ある程度経済的に裕福な家の子供しか入学できないんじゃわざわざ国が学校経営する意味がないんじゃないかな?
中学生が「学校は勉強する所なのに、総合的な学習の時間のせいで、学校外で勉強するなど逆転現象が起きている」と言っているのに、
先生は「総合学習の時間は必要だ。子供が荒れる原因は偏った学力による」って言うのは、「優秀で手のかからない子供ばかり相手にしているから現実が見えていない」からじゃない?って考える私はひねくれている?
確か新任してすぐに教室で自殺しちゃった先生も国立大学の教育学部卒業だったと思う。
付属小中学校で優秀な子供で教育実習しても今の先生は務まらないよ。
地域の学校で教育実習した方がいいんじゃない?
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