「カネ」はなくとも子は育つ?
「カネ」はなくとも子は育つ―シンプル人生の教育設計
森永 卓郎
年収300万円時代を生き抜く経済学 が大ベストセラーになり昨年の年収は8000万円になたという森永卓郎さんが書いた教育の本。
このオッサン、経済の話をさせると優秀なんだけど他の話をさせると寒い親父ギャグ炸裂のスケベオヤジなんだよね。
プロフィールに書いてある「労働経済」「教育計画」というのがどういう専門分野なのかは知らないのですが、教育の門外漢の経済の専門家が書いた教育論が理想ばかりならべた教育の専門家より的を得ているのは確かだと思います。
中には少し暴論なんじゃないかと思う部分や忙しくてほとんど家に帰らない森永さんは人の事言えないんじゃないと思う部分もありますが、「カネ」をかけることなくまともな大人に育てる為に、「子供に自信を持って示す事のできる親自身の『背中』を作り上げる事」というのは同感します。
水道光熱費・食費・教養娯楽費などは節約できても節約が難しいのが教育費。デフレで物価が下がる中減るどころか増える一途なのが子供にかかる経費。
1章から3章はさまざまなデーターから見える「ゆとり教育」がもたらした異常な教育投資熱など現在の教育状況。
第4章では親自身が子供達に行うべき本当の教育とそのノウハウ。
第5章は読者から寄せられた質問をベースにケーススタディの形で提供して具体的なヒントの提示。
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