国破議員在 城春年金楽
国破れて議員あり
河村 たかし
たけしのテレビタックルで名古屋弁でまくしたてているのを見て、「面白い議員さんだな」と思っていましたが、派手な言動でパフォーマンス狙いだけの人ではないようです。
現役民主党員なのに、管さんを初め民主党の議員・政策を批判する、批判する・・・
こんなに言っちゃって大丈夫なの?って思っちゃいます。
でも言ってることはまともなんですよ。
議員年金を廃止しなくては年金改革なし
議員や公務員の特権を剥奪せよ
家業で世襲で議員をやっている職業地方議員
などなど・・・
後半の河村氏のかかげる政策には少し疑問を感じる部分もありますが、現在の日本を覆い尽くしている閉塞感の原因分析は立派だと思います。
年金問題を考える時には「垂直的公平」と「水平的公平」を留意しなくてはいけないと主張しています。
「垂直的公平」とは世代間の不公平をなくすという事。
解決策として国と地方の議員と公務員が400万人弱いて、この給料が民間の倍になっているから、この過剰給与を民間並みに引き下げれば年間17兆5000億円の財源ができる。このお金で年金財政の不足分は十分まかなっていける。と主張しています。
「水平的公平」とは国民1億2000万人が平等に負担し、平等に給付を受けるようにしなければいけないという事。
水平的公平を確保するためには年金をシステムとして一本化する必要があります。
議員年金や公務員の職域加算はやめなければいけません。
職業議員が地方を領土化している話は納得だけど「PTAで頑張っていると内申点が上がる。市会議員が学区の顧問になっている場合も多いから、ちょっと後押ししてやると内申点が上がる」ってのは、私はペーペー役員を何回かやったけど息子は内申悪くて推薦入試落ちたぞ(一般再チャレンジで合格したけどね)
「国破れて議員在り 城春にして年金楽しむ」
今のままじゃ笑い事じゃなく国家破産して議員と公務員だけが残るなんて事になりそう。
地方には数年後に破綻して財政再建団体(会社で言えば破産)間違いなしなのに、自分達の椅子がなくなるのが嫌で合併反対。そのくせ自立を目指して支出の見直しをするのも自分達の給料や利権が減るから嫌という自治体が吐いて捨てるほどあるけどね。(私の住んでる自治体も県もその口・県は冗談じゃなくマジヤバイ!!)
題名は杜甫の「春望」から
OECD生徒の学習到達度調査によって、日本の15歳の読解力が大幅に下落している事が発表されました。
今の高校生はこの題名の元歌がわからないかな。
国破山河在
城春草木深
感時花濺涙
恨別鳥驚心
烽火連三月
家書抵万金
白頭掻更短
渾欲不勝簪
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